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プチ・ソング「人間」の人間哀歌

【新作「人間」の起爆剤となるか?V Collection 6】
昨年の「知らん」に続く、金澤卓哉(作詞・作曲)&Utaro(編曲・ヴォーカル)コンビによるプチ・ソング第2弾「人間」の制作が始まりました。

まず初めのプリプロダクションとしては、金澤君がSNS上にアップしていた「人間」のデモ動画を、編曲担当の私が入念に参照して、歌詞とメロディの確認、コード進行の確認をおこないました。それから、楽器編成のプランについて検討。これについては後で書きます。

前作「知らん」の制作においては――これは私事になりますが――その期間中の6月に母が脳梗塞で入院。作品が完成した8月から1ヵ月後、母の看病をしていた父もガンで入院。母の方は11月に元気に退院しましたが、その数日後、父は帰らぬ人となりました。昨年はこうした不慮の出来事が重なり、その分余計に「知らん」にかかわった期間が、私にとって濃厚な思い出となっています。金澤君もこの期間、スーパーカブで日本一周の旅に出て、様々な場所で思い出として残る、人との出会いやふれあいを経験したようです。

【メインのシンセはやはりUVI Falcon】
金澤君が書いた「人間」の歌詞は、実に飄々とした言い回しで若者の心の内側を吐露し、歌として響くものがあります。私はこれを編曲という作業において、自身が培ってきた経験をもとに、音と歌の美しさに転換し、言わばこの人間哀歌を、あなたの懐に届けようという企みを制作の第一義としました。むろん、いい作品になると思います。

ヴォーカルに関しては、今回どんなマイクロフォンを使用するか、まだ考えあぐねています。ただ、今回の曲では、マイクにぐっと近づいて生々しいヴォーカルを録ってみようという魂胆です。そういうヴォーカルに仕立てるつもりなので、自ずとマイクロフォンの選択はいずれのうちに決まるでしょう。

「知らん」と同様、今回の曲でもUVI Falconシンセをメインにたっぷりと使うでしょう。そのほか、UVIのRetro Organ Suiteというのがあります。電子オルガンの音源です。これも使ってみたいと思っています。それから、同メーカーにはMelloというメロトロンの音源もあります。
そしてさらに、今回使ってみたいのは、ArturiaのV Collection 6です。ヴィンテージのモジュラーやシンセが20種類もコレクションされています。こうした音源を使って、独自の新しいエレクトロ・ポップを築こうということも、私は考えています。

プチ・ソング「人間」ご期待下さい。

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