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メンテナンスとワイヤリング

新たに導入されたシンセYAMAHA MOXF6
“石橋をたたいて渡る”とは、用心の上にも用心を、という慎重姿勢を指す言葉ですが、新PCへの引っ越し作業を終えた私としては、創作活動へのはやる気持ちを抑えて、まさに“石橋をたたいて渡る”状況にあります。メンテナンスと機材関係のワイヤリングの話です。

まずはメンテナンスについて。
過去に何度もPCがクラッシュする、WindowsのOSが立ち上がらないというトラブルに遭遇したことがありますが、それは、Windows7から10へのアップグレード時でドライバを失ってしまったり機能しなかったりといった部分から始まって、アップデートに失敗とか、いくつものソフトウェアのインストールで何らかの不具合が生じて、その対処のためにBIOS関係をいじり出す…と、よく起こります。原因追及と改善策が逆効果になったりとか。とにかくこうしたトラブルで四苦八苦したことが何度もあります。
私が今回、今年の初め、PCの引っ越しをおこなったのは、もともとPCの機械的な部分の欠陥が原因なのですが、いずれにしてもこうしたトラブルによってその間、制作がストップしてしまうわけです(クライアントの要求に応えられないというのは、かなりやばい話になってきます)。

そうしたトラブルをできるだけ回避するため、バックアップ体制をしっかりとること。その一つの対策として、「回復ドライブ」と「システム修復ディスク」を作成する、というのがあります。
もう一つ、これはもう絶対的な義務であろう、作業フォルダのバックアップは言うまでもありません。作業フォルダとは、CubaseやPro Toolsで使用するオーディオ・ファイルやプロジェクト・ファイル、その他諸々のファイルのセットを指しますが、以前、PCのトラブルで大事な曲の作業フォルダが丸々消えてしまったことがあります。事前にバックアップしておかなかったのです。
この時の反省を踏まえ、それ以後の制作では必ず、その都度作業を終えた時点で作業フォルダをまるごと外付けHDDにバックアップするようにしています。その都度です。

私は今回、初めて「回復ドライブ」と「システム修復ディスク」を作成しました。
これはWindows 10の機能で、簡単に言えば、システムに不具合が生じて起動しなくなった際、外部にバックアップしておいたドライブとディスクを使用して、システムを復旧させる、というものです。
どちらも作成自体は簡単で、「回復ドライブ」はUSBフラッシュメモリー(16GB以上)を用意し、
コントロールパネル→セキュリティとメンテナンス→回復→回復ドライブの作成
で作成します。「システム修復ディスク」の方はCD-ROMかDVD-ROMを用意し、
コントロールパネル→バックアップと復元→システム修復ディスクの作成
で作成。この2つのドライブとディスクは大切に保管しておきます。

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モニター・スピーカーYAMAHA HS5
さて今度は、ワイヤリングの話です。
これまで、Cubaseなどの打ち込みで使用していたMIDIキーボードはRoland A-800PROでしたが、今年からこれを外し、打ち込み用の新たなマスター・キーボードとして「YAMAHA MOXF6」(61鍵)を導入しました。去年の10月だったか、KORG microARRANGERを作曲活動のフォーメーションに取り入れたことを書きましたが、作曲したメロディなどをMIDI記録しておく役割というより、メロディや調性の確認、新たな曲のアイデアの確認といった“初期の初期段階”で使うに留まっていました。「YAMAHA MOXF6」も作曲の初期段階で使用しますが、こちらはシーケンサー機能付きマスター・キーボードとしてPCにUSB接続されているので、MIDIと内部オーディオを両方やりとりすることができます。もちろんCubaseとの連携も可能。PCを起動していなくても16trシーケンサーとして使えるので、サクッと思いついたメロディを記録しておくことができます。

それまで使っていたMIDIキーボードと同じ場所に挿げ替えるのだからセッティングは簡単だろうと思っていたら、MOXF6は奥行きが広く、このためスペースをかなりとられ、しかもUSB端子の位置の具合でUSBケーブルが短すぎて足らず、新たに5mのケーブルを買い求めてワイヤリング。

それから、今まで眠っていたモニター・スピーカー「YAMAHA HS5」をついにメインのモニターとして使うことになったので、こちらもケーブルを買い足し。バナナプラグ→フォン仕様のケーブルを販売しているショップはかなり絞られました。HS5のパワーとサウンドの解像度は抜群です(設置後のチューニングはとても重要)。

ということでこの1ヶ月半以上、PCの引っ越しとこれらの機材の導入によるワイヤリングで時間をとられ、制作始動が遅れていましたが、準備は整った感があります。どうぞお楽しみに。

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