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「明日の燈を」のオケ大修正

Cubaseのテンポトラックエディターでテンポを修正
当ブログ「『明日の燈を』オケのレコーディング」でお伝えした、レコーディング済みのオケでヴォーカル録りを行おうと、先日、Pro Toolsでオケを走らせたところ、まったくヴォーカルがリズムに乗らない、間違ったテンポであることに気づき、急遽ヴォーカル録りを中止しました。
そしてそのオケの修正作業のため、再びCubaseのプロジェクト・ファイルを開き、結果的には大がかりな修正を施しました。

何故このようなことが起きたかというと、完成したオケでのヴォーカルのリハーサルを、なおざりにしてしまったからです。あまりにもこの曲と向き合う機会が多かったことがかえってわざわいして、この曲を知り尽くしていると思い込んでいたのだと思います。

そもそも当時の1999年オリジナル・ヴァージョンをプログラミングしたYAMAHA QY-70には、“グルーブテンプレート機能”というのがあって、プログラミングした曲を再生しながら、セレクトしたテンプレートでグルーヴを変えることができました。「明日の燈を」のオケはグルーブテンプレート機能で微妙なノリを作り出していた節があります。

したがって今回のリアレンジの作業では、同様のノリを再現する必要があったわけですが、ヴォーカルのリハーサルが不十分であったため、相応しくないノリの状態のオケのまま、レコーディングしてしまったのです。

救世主となったハチプロ音源
修正作業では、厳密なノリ(=groove)を再現するため、オケの肝となるパートをQY-70と限りなく近い音色、つまりスタンダードMIDIの音色に差し替えました。ハチプロ音源(SC-88Pro)を使ったのです。
QY-70とほぼ同等のQY-700の音源では、ヌケが悪くピンとこなかったのですが、ハチプロの音源を使うとこれが見事に解決できました。4パートほど、ハチプロ音源に差し替えました。

テンポは、Cubaseのテンポトラックエディターで修正し、ヴォーカルとオケが一体となるよう、部分的に1小節のみわずかに遅くしたり、2拍分だけテンポを変えたりと、普通に聴いただけでは気づかない程度に変化を付けました。テンポが遅くなるアウトロにかけての数小節に関しては、今回の修正点はなく、テンポが遅くなるタイミングはそのままの状態となりました。

次回、この修正されたMIDIファイルを使って、もう一度オケのレコーディングをおこない、ヴォーカル録りも済ませるつもりです。

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