アルバム『Gの洗礼』は空前絶後の大傑作アルバムに?

「これぞ運命」のリアレンジメント〈1〉

Cubase Proで開かれた川辺さんのMIDIデータ
“Utaro、自己批判ショーの旧作を歌う”と題し、茨城県古河市のコント劇団・自己批判ショーの旧作曲を歌う企画。自己批判ショーの2005年公演『客少な続けて十周年』のテーマ曲「これぞ運命」のリアレンジメント制作です。

当時の舞台映像を観ていただければ分かるように、まるで江戸川乱歩の“人間椅子”のような、妖しげなマッサージ・チェアに座っているこの曲の作曲者・川辺健さんが、おもむろに立ち上がって歌い始める「これぞ運命」は、脱力感ありの、どこかオリエンタル・ムード漂う傑作であり、その歌詞も少々自虐的なコミカルさが感じられます。

自己批判ショーは今年、旗揚げ20周年ということもあって、この“10周年”のテーマ曲をわたくしUtaroが歌ってみるのも面白いではないかと思い、急遽、この企画を立ち上げた次第です。無論、当時の制作に私は一切関わっていません。

さて、実際的な制作の話へ。
川辺さんから当時のMIDIファイルをいただき、我がCubaseで読み込んで、ニュー・ヴァージョン用のプロジェクト・ファイルを作成しました。画像にあるCubase画面は、そのMIDIファイルを読み込んだ直後の、(オーディオ・トラックなどを抜いた)オリジナルに近い状態となっています。ちなみに川辺さんは当時、Singer Song WriterとCubaseを使って制作していたそうです。

これらのMIDIデータをCubaseのVSTインストゥルメントで鳴らし、繰り返して試聴。すると、一部のトラックに複数のパートが混在していたので、これのMIDIデータを分離。こうして作成された(ガイド・メロディを含めての)計10パートを、リアレンジメントのための暫定的なパートとしました。

テンポについては、とりあえず現段階では原曲に近い109くらいのテンポに設定しました。これは最終的にどうなるか分かりません。また、ヴォーカルを考慮して、嬰ヘ長調を嬰ト長調に変えました。これも最終的にどうなるか分かりません。

この後の作業については、次回に続きます。


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