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リプロダクト―「Figure 2.0」

昨年、ヴォーカル・サンプルとして制作した実験曲「Figure」を、この度リプロダクト(再制作)することにしました。それを「Figure 2.0」と呼ぶことにします。

「Figure」の実験は一昨年前の秋に開始され、当時アップグレードされたPro Tools 11はどんなものなのか試そうということと、それまでヴォーカルのレコーディングではあまり使わなかったダイナミック型マイクロフォンは音質的にコンデンサー型と比較してどうなのだろうか、といった主旨で、昨年の2月に完成しています。

あの時の実験を要約すると、こうです。

①ピアノ音源ソフトウェア「MODARTT Pianoteq 4」を使用すること。
②アップグレードされたPro Tools 11の使い勝手を試すこと。
③ダイナミック型マイクロフォン「TELEFUNKEN M81」は音質的にレコーディングに使用できるのかどうか把握すること。
④プラグイン「Sonnox OXFORD REVERB」を使用すること。

そもそも最初はピアノのソロだけでヴォーカル(メロディ)をダビングするつもりはありませんでした。その場の思いつきで鍵盤を弾き、Pro Toolsでピアノを録ってから、2ヵ月経過してヴォーカルをダビングしたわけです。最初からメロディや歌詞、曲のタイトルがあったわけではないのです。ですが、以上の実験項目はだいたい飲み込むことができました。
そうやってバタバタとした実験の中で出来上がったこの短い曲を、今の熟知された(チューンアップされた)システムでもう一度冷静に録っておきたい、と思うようになりました。実験ではなく、あくまで純粋な曲として。個々の実験は既にクリアされているわけですから、純粋にこの曲のもつ響きに取り組んでみたくなったのです。

今回のリプロダクトの準備として、ピアノ・ソロをノートに記譜しておきました。
あの時はほとんど即興でPro Toolsに録られ、そのままオーディオ・クリップの状態となっていたので、和音の関係が把握できていませんでした。今回、KORGのデジタル・ピアノ「SP-280」でリハーサルをし、後日CubaseでMIDIシーケンスにして修整した後、Pro Toolsに移行します。

リプロダクトする「Figure 2.0」はまったく同じアレンジとパート構成で、「MODARTT Pianoteq 5 Pro」のピアノ+所有するいずれかのコンデンサー型(もしくはリボン型)マイクロフォンによるヴォーカルという組み合わせになります。
制作進行次第、追ってご報告いたします。

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