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Pro Tools 11簡易レコーディングテストについて

ホームページ実験コーナーにて掲載した通り、「Pro Tools 11簡易レコーディングテスト」を行いました。

そこでは単純に、Pro Tools 11の音ってどうなの? という疑問に対する答えを出してみました。11は10より優れている、という思い込みや迷信があってはならないわけで、一つヴァージョンアップした場合に、きちんと実地で、自分の耳でそれを判断することが必要です。

しかもまだこの簡易レコーディングテストでは、Pro Tools 11のレイテンシーの問題にも言及していません。あくまでレコーディングされたサウンドが、良いか悪いかのテストです。さらに大袈裟に言えば、今後Pro Tools 11がメインDAWとして使えるか使えないのかのテストになります。その時の価値基準はあくまで自分自身の耳にあります。

Pro Tools 11でレコーディングされたオーディオ・クリップ
今回のテストで参考にしたのが、「QY-700の音を探る簡易レコーディングテスト」でした。レコーディング・フォーマットやミキシングの違いは多少ありますが、同じ音源(Mini Grand)を使用しているので、聴き比べで参考になりました。あの時の録音よりも音が悪ければ、“使えない”ということになるわけですが、そういう結果にはなりませんでした。
当時と違うのはI/OとPC周りのケーブルで、電源を改善しているのでサウンドがクリアになっています(おそらくPro Tools 11のMini Grandの音が劇的に良くなったせいではないでしょう)。アタックの強さをきちんと保持し、音が消えていく減衰の仕方も自然で、そうした特性をデジタル・レコーディングとして担保できる点において、やはりPro Toolsは最高だなという気がしました。

今回のテストの結果で、私自身は、ある条件を満たした時点でPro Tools 10からPro Tools 11に移行する決意を固めましたが、実を言うと、やはり改変されたレベルメーターが素晴らしいのです。

前にも書いた通り、大ぶりになったメーター表示ですが、この点灯の仕方というか動きが、これまでとは違います。まるで納豆のように粘りけがあり、音の上がり加減、下がり加減の段階で粘ります。
つまり解像度が増したので、音の推移がより率直に、残響に対してもしつこく粘っこく表示してくれるのです。もうこれだけで早くPro Tools 11に移行したいと思いました。

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