使い慣れたヘッドフォンとレコーディング&ミキシングの話

「仰げば尊し」の制作〈一〉

「仰げば尊し」を公開しました。

ここでは、この曲の制作の中身について話を進めていきたいと思います。

そもそも昨年、ホームページを立ち上げて以来、まず一つエントリーしたかったのが、童謡や文部省唱歌などの歌でした。これをやるために、唱歌関連の楽譜を掻き集めていました。その中でいくつかやりたい曲をピックアップしていって、最初に取り組もうと思ったのが、「仰げば尊し」でした。

これらの曲をやる場合は、ピアノとヴォーカルだけにしようと決めていたので、そのいずれもサウンド的にクオリティをより高めなければならないという課題が浮上しました。また、今回の作品を手掛けることで、今後の作品のサウンド・ディテールが向上するような仕組みを発見することも課題となりました。

具体的な方法としては、ピアノ音源にソフトウェア「Pianoteq 4」(グレードはStandard)を採用。これは、調律師フィリップ・ギヨームが開発したフィジカル・モデリング・ピアノ音源で、多種の鍵盤楽器がプリセットされていて、打鍵による共鳴や反射などを緻密にシミュレートした、サンプル音源では得られない生々しいサウンドが再現できます。

ヴォーカルには、audio-technica AT-4047/SVのマイクロフォンを使用し、ケーブルはOYAIDE PA-02、マイクプリはAVALON DESIGN M5を使用。ちなみにこのマイクプリのパワーケーブルはOYAIDE L/i 50 G5に替えています。

Pro Toolsでのレコーディング・フォーマットはこれまでと同様、32bit浮動小数点/96kHz。

ここまではあくまで概略ですが、こうした青写真をもとに、実際的なプロダクトに入っていきました。


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