使い慣れたヘッドフォンとレコーディング&ミキシングの話

SONYのヴィンテージ・マイクロフォン

先月、「SONY C-38B中古購入計画案」に関連して、その前身の「C-37A」マイクロフォンについても少し触れました。このC-37Aの広告(1977年)を見つけましたので、わずかながら紹介したいと思います。

《昭和33年1月、真空管を用いたコンデンサーマイクロホンC-37Aが発売された。当時コンデンサーマイクロホンと言えば舶来製品を思わせる時流のなかで、本機は当社とNHK技術研究所の技術者達が額に汗を流して地味な研究開発活動を続けた成果であった。海外のコンデンサーマイクロホンでは日本の琴、三味線、太鼓など音響的にピークの大きい邦楽器の収音に支障があったことが開発の起因となったことは興味深い。発売後そのすぐれた音質が国内、海外の放送局、レコーディングスタジオから非常な注目を集め、今日、当社のマイクロホンが世界的に信頼される基礎を築いた由緒ある製品である》

ガイガーカウンターと見まがう堅牢なパワーサプライに接続されたC-37A。

後身のC-38Bと違うのは、真空管を採用していること(C-38BはFET=Field Effect Transistor採用)、パッドスイッチが無いことなどです。

それから、ニッケル・サテン・メッキ加工したC-38Bとは違い、C-37Aのカプセル部はいかにも吹かれに弱く、湿気にもそれほど耐えられそうに見えません。そのあたりが改良点だったのでしょうか。

YouTubeで面白い映像がありました。ギターアンプからのマイク録りでC-37Aを採用しているのです。そのファンタスティックなサウンドもさることながら、マイクスタンドへのケーブルの巻き付き加減も、プロフェッショナルであるが故にユニークです。

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