アルバム『Gの洗礼』は空前絶後の大傑作アルバムに?

エジ蓄は魔法の技術〈二〉

さて、エジ蓄のコーナー「円筒レコード入手!」では、学研のふろくではない、本物の円筒レコード(ワックス・シリンダー)についても触れています。

私が入手した円筒レコードには、以下のようなメモが記してありました。
“AMB23060
HERE THERE AND EVERYWHERE
NAT'L. MIL. BAND”

これは円筒レコードに録音された楽曲を示したメモであることは間違いありません。残念ながら本物の蓄音機を所有していないので、この音源を再生することはできません。

とあるバンドがマッカートニーの曲をカヴァーしてワックス・シリンダーに録音した? というようなことを書きましたが、実はそうではないわけです。

“NAT'L. MIL. BAND”は“National Military Band”のことで、どうやら英国の軍楽隊のようです。ただし、民間の楽隊もそう称することがあるようなので、これが正式な英国軍属の楽隊を示しているかどうかは、私には分かりません。

驚くべきことに、このNational Military Bandによる「HERE THERE AND EVERYWHERE」(1904年)が聴くことができるのです。以下のリンクをたどってみてください。

その他にも、YouTubeでワックス・シリンダーによるNational Military Bandの演奏(「New Colonial March」)を聴くことができます。これらを聴いて思うのは、現代音楽の進展は、録音再生技術(音響技術)の発展と切っても切れない関係にあるということです。音を記録し公衆に伝える技術の役割を、深く感じたと共に、旧時代の蓄音の魅力は断じて捨てがたいものであることを、ここに付け加えておきます。

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