「魚の賛歌」のレコーディング

Utaroのヴォーカル曲、「魚の賛歌」を公開しました。

舞台公演で活躍中のコント劇団、自己批判ショーさんの協力により、19年ぶりに当時の舞台の劇中歌であったこの曲を掘り起こすことができました。

今回、ヴォーカルで使用したマイクロフォンはNEUMANN TLM102で、実は今回少し面白い実験をしてみたのですが、ヴォーカルの録りの際では、コンプレッサーを一切使用しませんでした。

このやり方はどちらかというとあまり好ましくないのだけれども、19年前のオリジナルもほとんどかかっておらず、フェーダーの上げ下げでミキシングしていたことを思い出し、そうしたオリジナルのバランスに準じてみました。

今回のミキシング時ではピークを抑える程度で軽くコンプをかけていますが、当時、どうしてそんな処理をしたのかというと、おそらく、公演会場の劣悪なスピーカーで明瞭に歌を聴かせる必然があったため、だと思います。

ヴォーカルを明瞭に聴かせる方法の選択肢はいろいろあったはずですが、当時としては少ない機材を遣り繰りすることも考慮して、「コンプを(ほとんど)かけない」という結論に至ったのでしょう。

舞台用にレコーディングやミキシングのやり方を変えている、ということを当時自分でやったことでありながら、すっかり記憶が遠のき、忘れていたのも事実で、今回のプロジェクトでそういったことを再発見することができました。

さて、自己批判ショーさんは今年の秋、大々的に公演を行うようです。一体どんな舞台になるのか、いまから楽しみです!


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